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[0219] 鉄筋のかぶり厚さって?

木造住宅の基礎の鉄筋のかぶり厚さについて。
基礎は鉄筋を組んでからその周りをコンクリートで被って形にします。
かぶり厚さは鉄筋からコンクリートの表面までの距離のこと。
法律(建築基準法施行令第79条第1項)で、このかぶり厚さが規定されています。
「耐力壁以外の壁又は床にあっては2cm以上、耐力壁、柱又は梁にあっては3cm以上、直接土に接する壁、柱、床若しくは梁又は布基礎の立上り部分にあっては4cm以上、基礎(布基礎の立上り部分を除く)にあっては捨てコンクリートの部分を除いて6cm以上確保しなければなりません。」→木造の基礎の場合、立ち上がり基礎表面は4cm、底面は6cm以上の確保となります。
それでは、なぜかぶり厚さを確保しなければならないのでしょうか?
理由はコンクリートの中性化から鉄筋の腐食を保護すること。(鉄筋は高アルカリのコンクリートに被われていますが、コンクリートがアルカリ状態を失う事で鉄筋は酸化し錆が発生します。)
腐食によって鉄筋が膨張し、コンクリートの劣化を起こさないようにする為です。
基礎の鉄筋のかぶり厚さで見落とし勝ちな部分があります。
配管貫通部周りの鉄筋のかぶり厚さの確保です。給水排水給湯管などを建物内外でつなぐ為に、立ち上がり基礎部や床面(耐圧版)にスリーブ管やさや管等を設置してからコンクリートの打設が行われます。この配管貫通部周りでかぶり厚さの確保がされていない場合があるのです。特に配管の取り換えが可能なさや管の設置は、設計段階で配筋(鉄筋の配置)や基礎形状を考慮しておかないとむずかしいいでしょう。
なかの一級建築士事務所
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基礎 | CM 0│17時頃 |

[0214] 賃貸アパートの施工会社とは

かつてない規模での賃貸アパートの施工不良の発覚。補修工事の為に転居を求められる入居者の困惑が火に油をそそいだ。
どのような法規違反の施工不良を起こしたのだろうか?
1. 屋根裏内や天井裏内の界壁がなかった
→アパートの2階一世帯から出火した場合、屋根裏内での延焼を防ぐため屋根裏内にも隣の世帯と区画する壁を作らなければならない。
2.各世帯を区画している界壁の仕様で、壁内に法規通りの確認申請図記載の遮音材料が使用されていなかった。
→申請図ではグラスウールの記載だが発泡ウレタン充填の仕様だった。おそらくパネル化して工期短縮を考えたのではないでしょうか。
3.耐火性能で認定された確認申請図記載の外壁の構成と異なる構成だった。
→申請図では断熱材がグラスウールの記載だが発泡ウレタン充填の仕様だった。ともにサイディングや室内の石膏ボードの下地間隔が広くなっていた。大臣認定と異なる外壁構成にしてしまった。
4.3階建て準耐火構造の建物における天井の材料が法規通りの耐火性能の図面記載の仕様ではなかった。
→強化石膏ボード12.5ミリ+ロックウール吸音板9ミリの仕様が強化石膏ボード12.5ミリ+化粧板9ミリもしくは化粧板9ミリのみになっていた。
他社のアパートの工事中でのインスペクションの経験から工程の長さや職人の技量に不安を感じていましたが、その上で仕様を決定する段階でのミスと監理の不十分が加わっての施工不良です。多くのプロが携わっていて長い期間起こってしまっているので、根が深いのではないでしょうか。
なかの一級建築士事務所

防火 | CM 0│21時頃 |

[0130] 住宅用火災警報器のチェック

空気が乾燥していますね。
火災を感知し警報を鳴らす住宅用火災警報器のお話です。
住宅は消防法で火災警報器の設置が義務づけられています。
(東京都では2004年(平成16年)、その他の地域は2006年(平成18年)に新築の建物への設置が義務となりました。
2006年以前に建てられた住宅は、地域ごとで異なりますが2011年までに設置完了が定められました。)
住宅用火災警報器の種類は2つあり、適切に作動するために適した部屋に設置します。
煙式(光電式)~煙が火災警報器に入ると音や音声でお知らせ。~寝室・階段・台所などに設置
熱式(定温式)~火災警報器の周囲温度が一定の温度に達すると音や音声でお知らせ。~車庫・台所など(大量の煙や湯気が滞留する場所等)に設置
自分で取り付けされた方は、火災警報機の表記を確認してみてください。
そして、火災警報器は電池式もしくは電池交換不要な配線方式があります。一般的な電池式は電池が切れていないか、作動確認してみてください。本体のボタンを押す、もしくはヒモを引いて音が鳴る事で作動の正常を確認できます。もし鳴らなければ、電池切れか機器本体の故障です。
また、埃が付着していると感知が鈍くなります。年に1度、大掃除の際に布でふくと良いでしょう。
DSC05961.jpg
なかの一級建築士事務所

防火 | CM 0│21時頃 |

[1121] 基礎のジャンカ(豆板)の程度と補修

基礎は鉄筋とコンクリートで作られています。形作る為にスチールや合板の型枠を組み、その型枠の中にコンクリートを流し込み固まるまで待ちます。コンクリートを型枠内に流し込む事を打設といいます。打設工事は一発勝負でやり直しが効かないので慎重になりますが、なかなか完璧とはいかないのが建築です。その一つにジャンカ(豆板)というコンクリートの状態があります。打設されたコンクリートの一部に、モルタルが充填されず、砂利(粗骨材粒)のみが取り残された形で生じる空隙の多い不良部分を言います。ジャンカが生じやすい部位として、設備の埋め込み配管などの下部、型枠下部などが挙げられます。
もしも、型枠が外れて基礎の表面にジャンカを発見したらどうしたら良いのでしょうか?
コンクリート診断士の講習テキストのコンクリート診断技術の中で5つの程度に分け補修方法が記載されています。
A:省略
B:砂利(粗骨材)が露出しているが、砂利を叩いても剥落することはなくはつり取る必要がない(深さ1~3cm)→補修方法:ポリマーセメントなどを塗布。
C:砂利が露出し表層の砂利を叩くと剥落するものがある。しかし砂利同士の結合力は強く連続的にバラバラと剥落する事はない。(深さ1~3cm)→補修方法:不良部分をはつり取り健全部分を露出。ポリマーセメントモルタルなどを充填する。
D:鋼材のかぶりからやや奥まで砂利が露出し空洞も見られる。砂利同士の結合力は弱まり砂利を叩くと連続的にバラバラと剥落する事もある。(深さ3~10cm)→補修方法:不良部分をはつり取り健全部分を露出。無収縮モルタルを充填する。
E:コンクリートの内部に空洞が多数見られる。セメントペーストのみで砂利が結合している状態で砂利を叩くと連続的にバラバラと剥落する。(深さ10cm以上)→補修方法:不良部分をはつり取り健全部分を露出。コンクリートで打ち換える。
※セメントペーストはセメントと水です。
モルタル(正式にはセメントモルタル)はセメントと水と砂(細骨材)。
コンクリートはセメントと水と砂と砂利(粗骨材)。
ポリマーセメントは、セメントにポリマー(セメント混和用ポリマー)が混入され、接着力と曲げ強度向上などを加えます。
無収縮モルタルは、硬化時に膨張し乾燥後の収縮がしにくいモルタル。一般のモルタルは硬化時に若干収縮します。
ちなみに、補修として使われる樹脂モルタルは樹脂と砂。
基礎ジャンカ
なかの一級建築士事務所

基礎 | CM 0│23時頃 |

[1119] 住宅部品を自分でチェック

そろそろ1年の大掃除の時期が近づいてまいりました。せっかくの機会、清掃だけでなく住宅部品の確認もしておきましょう。一般社団法人リビングアメニティ協会が自分で点検できるチェックリストをHPで発信しています。キッチン、浴室、洗面トイレ、給湯機器、部屋の電気関係、扉、窓等。図解もありわかりやすく記載されています。大掃除前にぜひチェックしてみて下さい。
https://tenken1010.org/
なかの一級建築士事務所

メンテナンス | CM 0│16時頃 |

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